
Program
プログラム
キャリア教育活動に対する想い
キャリア設計はどなたにとっても大切なものですが、残念ながら日本の教育環境ではその技術を学ぶ機会はほとんどありません。
コンコードエグゼクティブグループは、戦略コンサルタント、投資銀行・ファンド、外資系エグゼクティブ、ベンチャー企業幹部、起業家への転身など、数千人の皆さんのキャリア設計を支援してきました。このキャリア設計の技術を、より多くの皆さまへお届けするために、書籍の出版や一橋大学、カンファレンスにおける講演などのキャリア教育活動を展開しています。
キャリアビジョンを掴み、必要な知識やスキルを習得する機会を得られれば、より多くの方が自分の好きなことを通じて社会に貢献する豊かなキャリアを歩めることでしょう。
私たちは、人生設計やキャリア教育が、教養と同様に、教育の基盤のひとつなることで、人々が豊かな人生を送れる社会がつくりたいと願っています。
プログラムの特徴
大企業の雇用安定神話が崩壊して不安定な時代となった昨今では、ビジネスパーソンのみならず学生の中にも、将来に対する不安を抱える人々が少なくありません。
一方で、人材市場の発達により、キャリア設計をしっかりと行えば、自分の好きなことを通じて社会に貢献できるようにもなっています。
そこで、本プログラムでは学生へ「現代がチャンスにあふれた時代になっていること」や「働くことの喜びや素晴らしさ」を伝えたいと考えました。
“未来をつくるリーダー”たる東京大学の本学生が、自らの志を通じて、豊かな社会を創造していくためのキャリア戦略の設計をサポートするため、以下の3つの特徴を持つプログラムを開催しました。
キャリア戦略
「自分の好きなことを通じて、社会にインパクトを与え、恵まれた収入も得る」-そのような生き方が出来たら素晴らしいことでしょう。
しかし、現実の社会においては、十分なスキルや経験を持たないまま、一足飛びに望む仕事に就くことは出来ません。
そこで、望む人生を着実に実現するためには、ビジョンへの道程を設計した「キャリア戦略」を持つことが必要不可欠となります。
本授業では、日本ヘッドハンター大賞初代MVPに選出された弊社代表・渡辺が人材市場の実態にもとづき、「キャリア設計の3ステップ」「キャリアの階段」「ハブ・キャリア」など、夢を掴むための実践的なキャリア設計法を解説しました。
リアルケーススタディー
第3回~第10回は、戦略コンサルタント、社会起業家、女性エグゼクティブ、インターネット業界エグゼクティブなどをゲストに迎えたトークセッションを取り入れました。
「キャリア戦略を実践してどのように人生が変わったのか」「働く中で直面した困難をどのように越えてきたのか」など、職業人生の実態を各界の第一線で活躍している皆さんに率直に話していただきました。
学生たちは、生き生きと活躍しているエグゼクティブを間近に見ることによって、働くことの素晴らしさを学び、社会人としてスタートを切る勇気を掴みとりました。
ソーシャル・マインドセット
豊かな人生を実現するためには、キャリア設計をするだけではなく、入社した組織内で活躍することも必要不可欠です。
しかし、社会人としての心構えが整わないまま新卒入社することで、会社になじめず、本来の能力を発揮する以前に退職してしまうケースが多々見受けられます。
そこで、学生たちが社会人として良いスタートを切ることが出来るように「社会に貢献する立場への変化」と「周りの人と協力して仕事をする」という二つのマインドセットの大切さを伝えました。