
[第8回]女性エグゼクティブのキャリア
- ライフイベントが女性のキャリアに与える影響はいまだに大きく、キャリアとプライベートの両立について悩む女性は少なくありません。その解決にはパートナーの理解と協力が重要であり、男性にとっても大切なテーマです。
- しかし、業務効率を上げて残業を減らすという発想だけでは、十分な解決は望めないでしょう。そこで、“キャリア戦略レベル”でワークライフバランスをコントロールする手法を紹介するために、本講義を開催しました。
- ウイリスタワーズワトソンでご活躍されている高岡明日香氏をお招きし、女性がキャリア設計で意識すべきこと、家庭や育児とのバランスで大切にすべきことをディスカッションしました。
目指すキャリアとプライベートを両立し
豊かな人生を実現させるには?
ライフイベントが女性のキャリアに
与える影響はいまだに大きい
育児の負荷が夫婦間の愛情に影響を与える
人材市場で評価が高いと
労働時間も含めて交渉が可能になる
ワークライフバランス転職の成功事例
“専門スキル”と“マネジメント力”が鍵
マネジメント力を高めるためには
自身の「心のクセ」と向き合うことが大切
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受講生からの感想
「このキャリアマーケットデザインの授業の中で、一番興味深く、楽しみにしていた回が今回だった。戦略コンサルの世界において男女差もなく、仕事をしていらっしゃる姿が単純に素敵だった。結婚・出産したら私はきっと仕事を辞めて育児のみをするのだろうと想像していた部分があり、一度辞めてもその後続けていくという選択肢もやはりあるのではないかと考え直そうと思った。「仕事が楽しい」と思えるような仕事について、年齢を重ねるにつれて輝きが増していくことができるような女性像に憧れるし、それを目指したい。」
「お話しを聞いていて、ファーストキャリアでジェネラルに様々なお仕事を経験し、そこで見つけた自分の天職を専門にセカンドキャリアとして選択する、というキャリア設計はとても有効だと感じた。また、日本人(女性)は承認欲求が高い反面、自身への自信は低い傾向にあると言っていたが、それは自分にも当てはまると感じた。2つのバランスを考えたことは今までなかったので、これから意識しようと思う。」
「市場価値の高い人材になることの重要性を改めて感じさせられた。“天職”を見つけて働いている人は仕事にも自分に自信があってキラキラしている。自分もそうなりたいと思うばかり。そのためにしっかりキャリア設計したい。」
「プライベートと仕事の両立という問題は女性エグゼクティブの観点から語ると切り込みやすい。自分の労働環境は会社との交渉で獲得するものであるという考えは新鮮。」
「今回は共働きが増えている社会の中で仕事とプライベートの時間のバランスをいかに保っていくかという話で、将来自分にも関係してくる可能性があることなので、ためになりました。また、家の掃除などをアウトソースするという発想は今までなかったので、将来の選択肢として持っておこうと思います。本日はお忙しい中、貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。」
コンコードエグゼクティブグループは、“未来をつくるリーダー”のキャリア支援を通じて、
豊かな社会づくりに取り組んでいます。