[第7回]外資エグゼクティブのキャリア
- “職種別採用”、“世界基準の人材育成制度”、“グローバルキャリア”などのポジティブなイメージのある外資系企業。一方で「実力主義ゆえ、雇用が不安定」あるいは「中途入社の方が有利」という印象もあります。
- 本講義では、シティバンク、GEを経て、UBS銀行と外資系キャリアを歩まれてきた河合史貴氏をゲストにお招きしました。
- シティバンクやGEは、日本でのメガバンクや総合商社に相当する大手企業。コンサルファームや投資ファンドなどのプロフェッショナルファームとは異なる、外資系大手企業におけるキャリアの実態を紹介しました。
実力主義、職種別採用、世界水準の人材育成
外資系キャリアの実態に迫る
新卒から職位種別採用を行なっている
外資系企業(P&G)
グローバル展開を支える体系化された
人材育成制度で著名な外資系企業もある
評価によって差がつく環境だからこそ
目の前の仕事に全力を尽くすことが大切
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受講生からの感想
「キャリア形成の一環として外資系の企業を選ぶ際の「見る目」が養われる講義でした。また、外資と対比させて日系企業の理解にも資する講義となりました。本日伺ったお話を今後の就職活動に活かして行きたいと思っています。」
「外資系企業に就職=必ずしもグローバルキャリアを築けるわけではないというのが衝撃でした。英語をコミュニケーションとして多く使い、海外を飛び回るイメージを持っていました。また、日本にある程度根付いている会社は新卒を大切にする風潮があり、小規模な外資系企業は即戦力が欲しいという“違い”について知られたことはとても良かった。」
「僕は現在、外資系に就職するか、日系に就職するか迷っているので、今回はまさにそのことに関する話が聞けて良かった。外資の方が、自分の能力に対する危機感が生まれやすいのではないかと感じた。また、「一度転職すると今までいかに会社の看板や同僚などに依存していたかに気づく」という言葉が印象的であった。」
「自分は最初、「グローバルだから」という単純な理由で外資系のインターンに参加して選考のチャンスをうかがっていました。しかし、外資の東京オフィスの役割は東京のマーケットを担当することだと、インターンに参加してようやく気づき、志望を変えて商社に内定をもらいました。講義冒頭でそのことに触れられていたので、これを聞ける3年生は羨ましいなと思います。一方で商社は配属のリスクがあり、今後どのようなキャリアを描いていけるかは自分にも不明確なままです。コース・ポジションが明確になっている外資系というのも素晴らしいキャリアの歩み方だと思いました。」
「私自身は3年生のときに外資のギラギラした感じは苦手だと感じ、もっぱら日系の企業ばかりを見ていた。しかし、最近になって内定先も決まり、同期など見ているとやはり若いうちは多少しんどくともしっかり働き方を身につけたいと考えている。そうするとファーストキャリアとしては外資系企業というものも選択肢の1つとして、しっかりと企業研究をすればよかったと思う。一方で、今日のお話しにもあったように、中途採用という道も外資にはあるようなので、今後自分がネクストキャリアを歩む際には1つの選択肢として、しっかり考えてみたいと思った。」
コンコードエグゼクティブグループは、“未来をつくるリーダー”のキャリア支援を通じて、
豊かな社会づくりに取り組んでいます。