
[第1回]二極化時代のキャリア戦略
- 現代の日本は、大企業の雇用安定神話が崩れ、多くのビジネスパーソンや学生がキャリアに不安を感じるようになっています。
- 一方、発達した人材市場を活用することで「好きなことで、社会にインパクトを与えながら、恵まれた収入も得る」という豊かなキャリアを形成する人も続々と登場しています。
- 本講義では、人材の二極化が進み、激変した日本のキャリア設計の実態について解説しました。
激変した日本のキャリア設計の実態
既にはじまっている「人材の二極化」の衝撃
リストラ、経営破綻、M&A、市場消滅…
“安定を求めて大企業へ”という発想は危険
人材市場の発達により、現代では「キャリアの高速道路」が至るところに開通している
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受講生からの感想
「人生の半分くらいを占めるキャリアに対して漠然と不安を抱える今、こういったキャリアのことについて考える授業は今までになく革新的でぜひ今後も受けたいと思いました。」
「キャリアについてここまで学生や働く人に寄せて授業をしてもらえるとは思っていなかったので驚きました。私自身、昨年から今年にかけて就職活動をする中で、まだ働いていないながらも今回の授業で取り上げられたような不安を感じていたので、身につまされる思いです。また同時にそれを踏まえたキャリア・デザインをしておらず、ただ何となく有名企業に就職すれば良いと思っていたことを実感しました。この授業を通して今からでも、今後のキャリアを考える機会を持ちたいと考えています。」
「日系大手企業におけるキャリアの主導権のなさは心配なところを突かれた気がしました。私自身、日系の大手に就職予定で来週には内定式を控えているが、入社してから何をするのか(何をしたいのか?)全く見当がついていません。漠然とした不安をどうにかするためにも、この講義を通じてしっかりと自分のキャリアプランを考えるきっかけにしたいと思います。」
「人材市場の発達、キャリアの二極化 等、就活中や大学の講義やゼミで耳にしていて、なんとなく知ったつもりになっていたことが言語化されたことでとても腹落ちすることができました。大学を卒業してからの自分の人生について考えるヒントになるような授業がもっと多くの人に知ってほしいし、私自身もより深く自己を見つめ直そうと感じました。」
「キャリア教育とは大学のアカデミアに全く関係のないものであり、正直大学で講義を行う必要はないと考えていた。しかし、キャリア選択というのが私たちのポテンシャルを最大限生かし、人生のパスをフルに楽しむいわば『高速道路』であるというお話しを伺った時、この講義は「大学での学びをどう社会に還元するか」というまさに大学教育にとって不可欠なものであると理解できた。」
コンコードエグゼクティブグループは、“未来をつくるリーダー”のキャリア支援を通じて、
豊かな社会づくりに取り組んでいます。